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少年サッカー

トッププロ、少年サッカー指導者として、様々な経験の中から培った城彰二ならではの発想と実戦ノウハウを大公開!


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無回転シュート

最近一番話題になっているシュートといえば「無回転シュート」ですね。
テレビや、サッカーの記事で目にすることも多いでしょう。

 

「自分も是非無回転シュートを蹴ってみたい」と誰もが思うことでしょう。
しかし、アマチュアの試合で実際に無回転シュートが必要になる場面は
それほど多くはありません。

 

まず、習得にそれなりの時間がかかる上、
基本的な蹴り方が完璧にできている必要があります。

 

また、一般に普及しているサッカーボールは、プロ用のものと違い縫い目も多く
空気抵抗が多いので、いわゆる「ブレ球」と言われる軌道にはなりにくいです。

 

そういったことからも、初心者が無回転シュートを練習するメリットは少なく、
それよりも他の基礎的なことを練習した方が、サッカー技術の向上に繋がります。

 

それでも、こどもたちからやり方を聞かれた時に
"分からない"とは言いたくないですよね。

 

それに、練習を続けるモチベーションをアップする上で、
有名な必殺技の練習は格好のネタとなるでしょう。

 

実際に蹴るかどうかは別として、いま流行の無回転シュートの蹴り方くらいは
憶えておいても損はないでしょう。

 

昔からある無回転シュートは、原理も非常に単純で、
ボールの真ん中を、足の甲の真ん中で思いっきり打つ。これだけです。
そうすれば空気抵抗によってボールは予期せぬ動きとなります。

 

ただし、これにはピンポイントでヒットする技術が必要になります。
また、インステップで蹴ると、足の甲の中心がズレやすく
なかなか上手く無回転にすることができませんでした。

 

現在主流となっている無回転シュートの蹴り方は、インステップではなく、
下の図のように足の内側、インサイドキックよりも少し上の位置。
足の、ちょっと硬くなっている部分で蹴ることが多いです。

 

ここで蹴ると、インステップよりもヒットポイントが大きくて外れにくく
なおかつ、そこそこ威力のあるボールを蹴ることができます。
それがいわゆる「ブレ球」という軌道になります。

 

pic10.gif
ボールに対する助走は、ほぼ直線的に入ります。
軸足はボールのほぼ真横に踏み込みます。
軸足と蹴り足の角度が直角になるようにします。

 

足の振り上げは、あまり無回転を意識せず
普通のインステップキックの要領で行います。

 

図の右側のように、ボールの中心をピンポイントでヒットします
ボールの中心核に、蹴り足のヒットポイントをぶち当てる感じです。
イメージ的には、お寺の鐘を打つような感覚です。

 

インパクトした瞬間の重心は、やや前におきましょう。
ボール中心核に向かって体重をかけるような感覚です。

 

そこから徐々に重心を後ろに移動させます。
ややボールをすくい上げるような感覚です。

 

インパクトからフォロースルーまでは、ボールを「押し出す」ようなイメージで
ボールに回転を与えないよう、まっすぐに振り抜きます。

 

蹴り足の足首は固定したまま、上へ向かって振り抜かずに
ググッと力強く押し出すような感覚です。

 

全てがピンポイントでヒットすれば、無回転シュートの軌道は「ブレ球」となります。

 

ただし、最初にも述べましたが、プロの選手は、縫い目の少ない、
空気抵抗の少ないボールを使用している上に、
回転のかかりにくい特殊な素材を配置した、特別なスパイクを履いています。

 

それらを持たない一般のアマチュアが無回転シュート(ブレ球)を
打つためには、より多くの練習が必要になることでしょう。



 

 

サッカー上達のカギとは…?

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Jリーグ、スペインリーグ、日本代表と活躍。さらにJFA公認S級ライセンスを取得。選手、指導者ともにトップを究めたから語れるサッカー上達の近道とは?


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